IoTの発達はエンジニアの今後の課題

めざましく成長するIT業界の技術に、エンジニアが日々食らいついていかなければなりません。最新のトレンドを押さえて、今後のIT業界の動向を予測できる人材は重宝されます。
そんなIT業界ですが、現在はIoTの分野が活発です。

IoTとは「Internet of Things」の略であり、モノのインターネット化と呼ばれるものになります。これまでインターネットにつながっていなかったモノが接続されて、通信を駆使してさまざまな機能を実現できるようになりました。
例えば、スマートフォンで電気やエアコンなど、家中の家電を制御できるスマート家電や、自動車に搭載されたカメラを用いた自動運転システムなどが挙げられます。

IoTは便利である反面、解決しなければならない課題も多いです。
まずは、IoT分野で活躍できる設計・分析スキルを備えた人材が不足していることです。日本はIT人材不足の課題も抱えているため、IoTの分野がより活発になるためには、まずこの人手不足の問題を解消しなければなりません。

次に、セキュリティ面やプライバシーの危険性です。屋内の家電や、命に関わる自動車の運転にIoTが搭載される以上、情報漏洩やハッキングなどが起こってはなりません。
しかし、悪意ある第三者はIoT製品の脆弱性をついて日々サイバー攻撃を画策しています。高度なセキュリティ知識を有して、安全な状態を確保できるエンジニアが必要とされています。需要が高まるIoTエンジニアを目指し、新たなスキルを身につけるというのも1つの手でしょう。